試験のポイント ココをおさえろ!

『行政法』と『民法』は確実に! 『一般知識』は広く浅く

行政書士試験の出題科目は、7つの法令と一般知識となっていますが、どの科目からも均等に出題されているわけではありません。
重点的に抑えておかなければならない科目と、時間がない場合は捨てておいても良いと思われる科目があるわけです。

平成20年度の試験問題を例にとって考えてみましょう。
科目ごとにどのような割合で出題されているかを知るために、分かりやすく配点表を作ってみました。
行政書士試験の問題は、「行政書士の業務に関し必要な法令等」(5肢択一式と多肢選択式、記述式の3種類・合わせて56問)と、「行政書士の業務に関する一般知識等」(5肢択一式問題・14問)に分けて出題されます。
配点が多い科目から並べてみると、以下のようになります。

1位  行政法   92点
2位  民法    76点
3位  一般知識  56点
4位  憲法    28点
5位  地方自治法 20点
6位  会社法   16点
7位  基礎法学  8点
8位  商法    4点
※法令7科目と一般知識は分けて出題され、一般知識の出題数は例年14問(1問4点)となっているため、配点は56点と決まっています。

この配点を見ると、とてもおもしろい事実が判明します。
法令問題は全体の50%の得点、一般知識は全体の40%の得点が合格基準となっていますので、平成20年度の試験の場合、行政法と民法、一般知識さえ一問も落とさずに得点できれば、ほかの問題が一問も正解できなくても合格することが可能だったわけです。(これはかなり極端な例ですね……)
それだけ、この3つの科目は重点的に学習する必要があることが分かると思います。
法令問題の配点は毎年若干異なりますが、今後も上位の『行政法』、『民法』、『一般知識』の3つに出題の重点が置かれることは間違いないでしょう。

ただ、法令科目と違って、一般知識の学習は出題傾向があいまいで的を絞りにくいのが難点です。普段から新聞やテレビのニュースなどで話題になっている事柄を広く浅くチェックしておくことが得点につながると思います。